口どけの開発について

「鰹節」が生まれてから約400年。
私たち日本人の((食卓、食事、)/和食)に、欠かせない存在となっています。

その中でも「本枯節」と呼ばれる鰹節は、
手間と時間がかけて作られる文化や伝統の詰まった最高級の鰹節です。

口どけは、この本枯節を口に入れた瞬間にとろけるように、
職人技で丁寧に削り、優しい味をつけたふりかけです。
口どけは、私たち日本人の伝統や文化をつないでいくために作られた商品です。


口どけに使用される本枯節は、
日本近海で水揚げされる鰹で作られた鰹節を使用しており、
この近海ものの鰹節は全体の1%程と言われています。

本来であれば、近海の生のかつおは、刺し身やたたきで食べられるもの。
それを、あえて鰹節にしたものを贅沢に使用しています。

また、荒節と呼ばれる鰹節の製造期間は約4週間。
一方、本枯節は丁寧に下処理をしたばかりでなく、
カビをつけてじっくり寝かせて作るため約5か月かかります。

この様に作られた本枯節を10ミクロンという薄さで削ります。
この薄さこそが口に入れた瞬間にとろける秘密です。

この10ミクロンという薄さで削るのは非常に難しく限られた職人にしかできない技です。
この削りを秘伝のタレで丁寧に味付けを行い乾燥させたものが口どけです。

この口どけはただの高級ふりかけではありません。

鰹節を作る鰹節職人、そして鰹節を削る削り節職人。
これらの伝統や技術が組み合わさって作られたものが口どけです。
そして私たちは、口どけを通じて伝統、技術や文化を後世へと繋いでいきます。